2011年07月20日

ずっと結婚どころか

私の古くからの知り合いに、結婚相談所にハマっている三十代の女性がいます。
身長178cmと背が高く、年収もその年代の女性が稼ぐ平均の倍以上あるといった「ヤリ手」の女性ですが、唯一の難点が「理想が高く、性格が厳しい」ことでした。

彼女は結婚相談所に登録する際もその厳しいスタンスを発揮しており、アドバイザースタッフに「国立大学を卒業していて、多趣味で教養深い、背が180cm以上ある男性をお願いします」と、喫茶店でコーヒーでも頼むように伝えたようでした。その物言いは当然ながら相談所のスタッフを戸惑わせ、案の定それに該当する人で実際に会ってくれる人などなかなか見つからず、彼女もしだいに「ここにも私のレベルに合う人がいないのかもしれない」とイライラしはじめました。

まだ利用開始から三ヶ月と経ってないうちに「あまりにも出会いが少ない」と憤慨しはじめた彼女は、「なぜ見つけられないの?」と、担当スタッフをにらみつけ、スタッフの至らなさ、手際の悪さ、審美眼のなさを、詰め寄るようにして責めたそうですが、最終的に返す言葉に困ったスタッフが彼女に伝えたのは「女性会員様(私の友人)のスタイルがよすぎる(背が高すぎる)ことに、男性会員様が一様に引け目を感じていらっしゃるようです」という一言でした。

うまく言ったものだと思いましたが、要は「背の小さい女性のほうが人気があり、背の高い女性は人気がない」ということを、精一杯の甘いお世辞で包んで、そのスタッフは私の友人に伝えたのでした。

いくら結婚相談所といえども、「どうしても人気がない人」「頑固で人のアドバイスを取り入れない人」には対処しきれないようですし、理想が高すぎる人にはなかなか対応しきれないところがあるようです。
彼女も「ここの結婚相談所はダメ」と、ぷりぷりしながら退会しましたが、なかにはこうして、自分を省みずにただただ相手に依頼心を傾ける人がいるのだなあと感じました。

友人はあれからずっと結婚どころか恋人もできていません。最近になってまた相談所に登録し、活動しているようですが、彼女が理想を捨て本当の恋ができるようになるのはいつ頃だろうかと、心配しつつ、期待しつつ傍で見守っています。

マカ王
皮膚科転職
posted by burojiro at 18:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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