2011年09月20日

しかし最近では

ピアノの楽譜コーナーには同じ曲でもたくさんの楽譜が並んでいてどれにしたらいいのか迷う人も多いと思います。
趣味でピアノをしている人も、専門的にピアノをしている人も、ピアノをする上で「楽譜選び」というのはとても大切なことです。
楽譜を選ぶときに基本となるポイントを説明します。

最初に楽譜には原典版と校訂版、あるいは実用版と標準版といったものがあることを知っておいてください。
原典版とは、当時作曲したまま出版した楽譜のことを意味しています。
しかし実際には作曲者が何度も書き直しているものや、レッスンを受けている生徒が加筆修正していくものがあります。
また作曲者が2つの出版社と契約していた場合、出版社が違うと同じ曲でも少し異なっている場合があります。
初版の楽譜に作曲者による訂正が加わった後の版の方が信頼性はあると思います。
このように同じ楽譜でも様々な事情があるため、楽譜選びに迷ってしまうのです。
初版というのは出版社や作曲者自身のミスが入っている場合もあるため、初版=原典版ではないことを覚えておいてください。
様々な情報や研究から作曲者が作り上げた曲は最終的にこうであったと考えて作られた楽譜が原典版です。
図書館や資料所蔵家によって新しい資料がもたらされると当然この原典版も進化していくことになります。
原典版では、作曲者を尊重していますから出版社や研究者などが意見してデュナーミクを書き入れることはできません。
指使いについては作曲者が書いたものを残しています。

校訂版とは、ピアニストや研究者などが実際にピアノを弾きやすいようにあるいは演奏効果が出やすいように弾き方の指示を書き加えたものです。
フォルテやピアノやクレッシェンド、ペダルの指示などが加わっています。
出版社によっては実用版と表現しています。
校訂者の名前も記載されています。

標準版とは、ヨーロッパなどの楽譜に日本語訳をつけたものをこう呼ぶことが多いです。
そのため低価格な楽譜が多いです。
しかし最近では標準版にも多くの資料から情報を入れて作ったしっかりとしたものもあります。

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posted by burojiro at 18:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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